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デジタルマイクロスコープのハレーションと対処法について

ハレーションが起きれば、試料の鮮明な画像が得られにくくなるなどのマイナスがあります。今回はハレーションとは何か、ハレーションを防止する方法について紹介しますので参考にしてください。


ハレーションとは?

ハレーションとは対象物の表面に強い光を当てた際、白くぼやけて表面が観察できない状態のことです。とくに金属製の物質を観察する際に起こりやすく、ハレーションが起これば試料の画像が不鮮明となり、上手く観察できないこともあるでしょう。光量を調整すれば鮮やかな画像が見られることもありますが、光量を落とし過ぎてしまえば周辺の視界が真っ暗になってしまうので注意が必要です。
ハレーションはデジカメやデジタルマイクロスコープ特有の現象ではなく、フィルムを使った撮影でも起こりえます。


ハレーションを防止するには?

デジタルマイクロスコープは光源が発している光を用いて撮影するため、ハレーションが起こりやすいのは仕方ありません。しかしハレーションが起これば観察や計測ができなくなってしまいます。そこでハレーションを防止するための方法を紹介しますので、一度試してみてください。

ハレーション防止アダプタの使用
ハレーションを防止するためのアダプタを取り付けることで、ハレーションを起こしにくくすることが可能です。このアダプタは照明を均一に照射し、対象物をリアルな状態で観察できるものです。そのため、アダプタを取り付ける前よりもハレーションは起こりにくくなるでしょう。
ただハレーション防止のアダプタを取り付けるためには、別途費用がかかってしまいます。そのため本当にアダプタが必要かどうかを慎重に検討した上で、アダプタを取り付けるようにしましょう。

ソフトウェアの使用
アダプタを取り付ける方法だけでなく、ソフトウェアを活用する方法もあります。画像解析ソフトウェアを使用し、HDR処理を施すことで、視認性をアップさせた画像が生成できます。HDR処理とは様々な明るさで物体を撮影し、適した明るさの部分を選択。そして1枚の画像へと合成する処理のことで、より見やすい映像を残すことができるでしょう。

ハレーション除去機能のある製品を選ぶ
デジタルマイクロスコープの中には、レンズ先端やLEDリング照明に偏光フィルターを搭載し、ハレーションを軽減している製品もあります。ハレーションによって計測が出来にくいなど支障が出ている場合には、そういった製品を検討するのもアリでしょう。

 

※参照元:デジタルマイクロスコープを"観つける"【デジ観る】 (https://www.degimiru.com/)